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TWO BOOKS

白黒写真が僕を好きな理由

”クリスマス”の写真 / christmas

写真

(”christmas” @Kuala Lumpur Malaysia Yohei Maeda Photography)

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クリスマス。
 
冬の寒さの中、どこかに感じる暖かいイメージを連想する。
家族と一緒に過ごす海外。恋人、カップルというイメージが強い日本。スタイルは違えど、大切な人達に囲まれた幸福感を連想する。
 
そんな連想と相反する、真夏の暑い炎天下の中で、幸福感とは程遠い”クリスマス”という写真を撮った。 

現像前に分かる良い写真

強烈なまでに覚えている。
 
写真を撮りながら放浪していた時、マレーシアで1人のホームレスに出会った。大きな建物が取り壊された後であろう空き地に残った大きな木の下で、彼は古いリアカーを修理していた。
 
色んな国で出会った人のポートレイト集(写真・名前・年齢)も創ろうと思っていた。面白いかもと感じた人には声をかけて写真を撮らせてもらっていた。
 
その時も、そんな下心ありきで話しかけたと記憶している。
 
リアカーの修理の仕方を教えてくれた。
家(廃ビルの軒先)を案内してくれた。
写真の撮影も快く応じてくれた。
お気に入りの椅子をわざわざ自分で持ってきて構えてくれた。
 
「おいくつですか?」
「忘れた。」
 
「名前は?」
「…....クリスマス。。」
 
返答までの間から、やはり彼の本名でないのだろう。クリスマスという幸福なイメージとは程遠い、その言葉のセンスにゾクッとした。
 
誇張するわけでもなく、寒気がした。良い写真になると。
 
いつも以上に丹念に露出もピントも気をつけてシャッターを切り続けた。

写真の心技体

最高の天候と光の加減。
全てを悟ったような強い眼光。
陰影まで鮮明に描写する程よい露出。
適切にフォーカスされたピントと、完璧なまでの被写体深度。
太陽に照らされた赤いのシャツに、ガラスに映る鮮やかな緑と空。
脚本でも存在しているかのような物語。
 
カラー写真の面白さと凄みを教えてもらった写真だったと思う。技術的にも、芸術的にも、”写真を撮るんだ”という情熱的にも、三者が完成度の高い次元で出会う事で創れる写真の凄みを知ったという感じだろうか。
  
写真の”心技体”を教えてくれた写真だったように思う。

Happy Merry Christmas

”クリスマス”という名前のマレーシアで出会った1人のホームレスのポートレイト。濃い目のワインレッドのシャツと背景に映える緑が奇跡的に表現してくれるクリスマス感。暖かく幸福なイメージとは異なる”クリスマス”というタイトルの写真。
 
今でも大きくプリントアウトした写真が自宅玄関に飾ってある。
クリスマスカラーの額縁で。
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Happy Merry Christmas!
 
Maeda 

Nakamuraのオーダー靴。良いものを正しく履く。/ 5keys

好きなもの

(”5keys” @Somewhere Yohei Maeda Photography)

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オーダーシューズ。Nakamura。

夫婦でつくる、”半年待ち”のオーダー靴店が東京足立区にある。

www.pen-online.jp

実際にNakamuraの店舗へ行くと奥さんと旦那さんが直接接客もされていた。お店というよりも、いわゆる”工房感”漂う素敵な空気感の店舗だった。

*NakamuraのHPを見ると”作業場”という表現をされていて乙。

店舗で相談・試着・サンプルを吟味してオーダー

上記記事内(PenOnline)で紹介されていた”ワークブーツとスニーカーの中間のようなデザインを目指して考案したブーツ” がまさにドンピシャに求めていた靴だなと思ったのでNakamuraへ訪問してきたのだ。ソールは軽くてより歩きやすいビルケンソールへ変更。

 

2016年7月2日に店舗を訪れ、実際にオーダーした注文票。

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*ただ、やはりブーツって結局脱ぎ履きが面倒、かつ、普段の会社使いもできるものがいいなと思い、ブーツではないハイカットではない靴へと電話にて後日変更。

 

実際に届いたNakamuraのオーダーシューズ

2016年7月2日にお店でオーダーし、2016年12月11日の本日、郵送にて靴が届いた。約6ヶ月位かかると言われていたが、実際には約5ヶ月にて注文した靴が手元に届いた。

 

着払いで、33000円を支払った。手づくりのオーダーシューズなのでそれ相応のお値段はする。ちゃんと手入れしながら履き続ける事を思えば、中途半端な既成品を買うよりコスパは圧倒的に良いと思っている。

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f:id:yonpei704:20161211165847j:plain中敷きに”Nakamura”の刻印あり。左足だけというとこにセンスを感じる&かっこ良い。シンプルな革靴だが、とにかく軽くて足にフィットする。カジュアルにもセミフォーマルにも履きこなせるイメージあり。

 

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郵送された箱の中には、靴だけではなくちゃんと長く靴を履きならすために必要な道具とノウハウという優しさも一緒に入ってた。

  • 換えの紐
  • クリーム×2
  • お手入れ方法を記載したシート

 

f:id:yonpei704:20161211165927j:plain直筆のメッセ−ジの入ったポストカードも。

 

ノウハウの用紙しかり、手描きのメッセージしかり。こういったお客思いの接客や、大事に靴を履いて欲しいという”靴思いの接客”。良い靴を創ろうとする姿勢を随所に感じるNakamura。

 

良いものを正しく履く

軽くて自分の足にフィットする靴。革靴だけれど歩きやすい靴。

いわゆる名の知れたブランドの靴も良いかもしれないが、製作者の顔が見える、思いのこもった製品は不思議と大事にしたくなる。

 

しっかり履き慣らして正真正銘、”自分の靴”にしていこうと思う。

 

nakamura

東京都足立区江北4-5-4 2F
TEL:03-3898-1581
営業時間:10時~18時
定休日:日、月曜(祝日の場合は営業)
※2016年は1月11日(月・祝)から営業
http://www.nakamurashoes.com/news.html


Maeda

この世界の片隅に想う / harigane

映画

(”harigane” @Somewhere Yohei Maeda Photography)

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今を肯定してくれる映画だと思った。

片思いの人ではない知らない人に嫁いでも
性格きつい義理姉と同居する事になっても
自分のせいで姪っ子が亡くなっても
大好きな絵を描いてた右手を失っても
家族が原爆でいなくなっても
 
それでも世界の片隅で普通に生きていく。
常に今を肯定してくれる、そんな映画だ。
 
大丈夫。全てはうまくいっているよと。
 
Maeda
 

そこにいれば、いい写真は撮れる / 3

写真

(”3” @Somewhe SpainYohei Maeda Photography)

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報道写真家。戦場カメラマン。

この世の中には文字通り命がけで写真を撮る人たちがいる。銃弾飛び交う中でその場で起きている現実と、その中にみえる人間模様を写す人たちがいる。 

澤田教一写真展「生誕80周年 澤田教一:故郷と戦場」へ行ってきた

先日、そんな報道写真家の澤田教一写真展「生誕80周年 澤田教一:故郷と戦場」を青森県立美術館で観てきた。
澤田教一(さわだ きょういち、1936年2月22日 - 1970年10月28日)は、日本報道写真家。ベトナム戦争を撮影した『安全への逃避』でハーグ第9回世界報道写真コンテスト大賞、アメリカ海外記者クラブ賞、ピューリッツァー賞を受賞した。(wikipedia)
 
澤田教一といえば、ベトナム戦争時にピュリツァー賞受賞作に含まれる《安全への逃避》(1965年)では、戦闘で故郷を追われながら、必死に生き抜こうとするベトナムの人々の姿を捉え、世界中に戦争の過酷な現実を突きつけた。 
 
《安全への逃避》(ピュリツァー賞受賞 1965年)

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敵を連れて(第10回世界報道写真展ニュース写真部門第2位 1966)

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ベトナム戦争の激しさがました時期、激戦地での撮影を続けた。34歳で銃弾に倒れるまでの約5年間に、数々の傑作を世に出し続けた。1970年(昭和45年)プノンペンの南約30キロの国道2号線上で取材中、何者かに狙撃され死亡した。

 
そんな青森県出身の彼が残したフィルムや電送写真原稿などを元に今まで未発表のカットを含む写真や資料300点余りが展示されていたのだ。
 
ベトナム戦争下の生々しい写真も勿論だが、彼が写真にのめり込んでいく日本の米軍駐留基地内での写真や、故郷青森の普通の日常。”安全への逃避”があまりにも有名だが、当たり前のように彼が撮り続けた何枚もの”普通の”写真をみることができて、共感と共に親近感を覚えた。
 
故郷青森と戦地を行き来しながら撮影したほんの5年足らずの時間が数々の強烈な写真を産んだ。最初のベトナムは自費で乗り込んで撮影し、後期のプノンペンも香港の安全なデスクワークに戻されてもなお、自ら戦地を志願している。名作とは、”その時そこにカメラと共にいる”という事実をいかにつくれるか、すなわち、その情熱に起因するなと改めて感じさせてくれる。
 

 「生誕80周年 澤田教一:故郷と戦場」のパンフレットより

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一ノ瀬泰造という報道写真家

話は変わる。日本人の報道写真家といえば、もう一人有名な人物がいる。
 
半年の試用期間の後UPIを解雇され、フリーランスの戦争カメラマンとして活動を開始。米軍キャンプPXの写真屋で1年間働き資金を貯め、インド・パキスタン戦争へ向かう。1972年3月、ベトナム戦争が飛び火し、戦いが激化するカンボジアに入国。以後ベトナム戦争カンボジア内戦を取材、『アサヒグラフ』や『ワシントン・ポスト』などのマスコミで活動し、「安全へのダイブ」でUPIニュース写真月間最優秀賞を受賞した。
カンボジア入国以後、クメール・ルージュの支配下に有ったアンコールワット遺跡への単独での一番乗りを目指しており、1973年11月、「旨く撮れたら、東京まで持って行きます。もし、うまく地雷を踏んだら“サヨウナラ”!」と友人宛に手紙を残し、単身アンコールワットへ潜入し、消息を絶った。
9年後の1982年、一ノ瀬が住んでいたシェムリアップから14km離れたアンコールワット北東部のプラダック村にて遺体が発見され、1982年2月1日に現地へ赴いた両親によって確認された[1][出典無効]。その後、1973年11月22日もしくは23日にクメール・ルージュに捕らえられ、「処刑」されていたことが判明した。(Wikipedia)
プノンペンから少し離れたシェムリアップには、一ノ瀬泰造の墓がある。
 
澤田がプノンペンで亡くなったのが1970年。一ノ瀬がシェムリアップで消息を絶ったのがその3年後の1973年。一ノ瀬は澤田よりも9つ年下だったので当時26歳。澤田ほどの報道写真家としてのキャリアはないが、まさにこれから沢山の写真を残さんとする意気込みめいた心情を感じる。
 
彼は戦争下の写真もそうだが、それ以上に村での普段の村人達の写真、また、そこにいる子どもたちの普通の日常の写真が素晴らしかったりする。彼の人柄がそんな写真を通して垣間見える。
 
《安全へのダイブUPIニュース写真月間最優秀賞

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また、こちらもあまり目にする機会はないのだが、彼の写真サイトが存在している。そこには戦地で撮影した数枚の写真と共に、故郷(泰造の故郷、武雄の隣町の有田)を写している写真が存在する。有田の町やそこで暮らす人々をライフワークとして撮影していたらしい。

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写真家 一ノ瀬泰造 オフィシャルサイト

言葉を選ばず言えば、”普通の写真"なんだと思う。こういった普通の日常を愛して撮影する若者が、戦争下でのみ写るその景色に魅了され、それを残さんと挑んでいったのだろう。世の中に出回る写真はいつも衝撃的な戦争中で撮影された1、2枚だ。しかし、こういった普段の写真とのギャップを見ることで、いかに名作といわれる写真が一瞬の偶然たる産物かが分かる。同時に、その偶然をつかむ裏にある計り知れない情熱の大きさも。

 

一ノ瀬泰造に関しては、”地雷を踏んだらサヨウナラ”という書籍、また、その映画(浅野忠信主演)が有名。写真を知らない人でも分かるかもしれない。20代のギラついた無謀さが危うくて美しい。まだ観てない人、また、一ノ瀬泰造に興味が湧いた方はぜひ一度観てほしい一本だ。

そこにいれば、いい写真は撮れる

良い写真を撮る絶対的方法論は存在しないだろう。しかし、一つだけ言えるのは、”その時その場所にカメラをもってそこにいること”は絶対的真実だろう。。すなわち、撮るんだ。という気概というか、情熱だと。カメラを持って出かける態度だと。

 

なぜ、なんのために、同じ国民が戦わなければいけないのだろう。

ほんとうのものを知りたい、つかみたい。

If you are there, you get good pictures.
そこにいれば、いい写真は撮れる
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Maeda
 

金夜土日旅のすヽめ / scene

好きなもの
(”scene” @Somewhere ItalyYohei Maeda Photography)
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"金夜土日旅"(きんよるどにちたび) とは

金曜日の仕事終わりにそのまま深夜バス(深夜列車でも可)に乗って目的地へでかけ、土日をフルフルに愉しむ旅行のこと。基本、有給利用なし、金夜は移動泊して宿泊は土曜夜のみを推奨。
 
飲み会を2回やめよう。外食をちょっとだけ控えよう。そのお金で金夜土日旅に出かけよう。

金夜土日旅をおすすめする5つの理由+1

1. 土曜日を丸々一日楽しめる

深夜バスは大概朝一で現地に着く。朝6時、7時台にまだ駅構内のカフェですら開いてないような迷惑な時間に見知らぬ土地にほっぽり出される。しかし、これが良い。朝から町を散策するも良し、気になる観光地へ前入りするも良し。丸々1日という時間の長さに気づくはずだ。

2.  移動コストを安くできる

深夜バスは新幹線や飛行機のようないわゆる”一番快適な移動方法”に比べて、およそ半額〜1/3位の値段感だろう。よって、全体の移動費を2/3以下へと安くしてくれる。浮いたお金はそのまま浮かせておくもよし、その分宿や食べ物に使うも良し。

例) 東京⇔青森の例

高速バスのお値段:6000円

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新幹線の値段:17350円

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3. 仕事を休まなくてもいい

金夜も仕事を普段通りこなせばいい。一点いつもと異なる点は、いつもと違うサイズのカバンと一日分の着替えが入ってることだけだろう。

4.  気分転換になる

非日常体験はリラックス効果があるらしい。体を動かす事は精神を落ち着かせるものとされている。日々変わらない毎日を忙しくもダラダラとも過ごしているのであれば、休みは気分を入れ替えてみるべきだ。気分を切り替える事は、正しい休みの使い方だと思う。

5. 自分と向き合える

1人旅の場合だ。何げに1人旅を推奨してたりする。独り身はもちろん、彼女・彼氏がいても、家庭を持っていても、それでも1人旅を敢えてオススメしたい。現代人は忙しい。日本人は空気を読む。周囲を全く気にせず好きな場所へ行き、好きなものを食べる。好きなタイミングで。

また、移動が多い。移動は思いを巡らすこと適しているらしい。外の景色を眺めなが数時間今の自分、未来の自分 etc..  振り返ってみる時間には最適だ。

温泉で1人物思いにふけってみたりするf:id:yonpei704:20161121204307j:image

(6. 写真を撮れる)

写真を撮る人の場合だ。自分は写真を撮り続けている。普段と違う場所はやはりモチベーションが上がるし、気づけば数時間歩きまわっている自分がいたりする。環境だけではないが、やはり大事なモチベーション材料の一つ。知らない場所だと平気で1日歩き回れる。それだけで楽しい。

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今にも聞こえてきそうな4つの懸念点を払拭するよ

懸念点1:深夜移動(バス・電車)はもう若くないし疲れない?

→大丈夫。一日位うまく寝れなくても、ちょっぴり疲れ気味の体で土曜を迎えても。だって土曜日はお気に入りの宿でゆっくり出来るのだから。土曜日にゆっくりして下さい。

懸念点2 :1人は恥ずかしい。寂しくなりそう。

→大丈夫。1人旅の人って実は結構いる。恐れず挨拶、笑顔、どこからいらっしゃったんですか?から会話から始めてみよう。そして相手の今まで訪れたオススメの場所を聞き出そう。それが次回のあなたの目的地になるのだ。

懸念点3 :月曜から疲れちゃいそう。

→大丈夫。だからこそ、帰りは大人の余裕を見せつけよう。ここが学生時代と違うところ。行きを安く済ませて、帰りは最も早くて楽な交通手段で帰宅の途につこう。そして、いつも通りの日曜夜の就寝時間には眠ろう。程よく疲れた体が眠気を誘い、ぐっすり眠れる。さすれば月曜はまったく問題ない。

懸念点4 :贅沢だ。そんなお金ない。

→大丈夫。とは、いえない。それぞれの現状は分からないから。ただ、”お金の使い方” は見直したいと思っている(自分に言ってる)。お金の使い方の仕分けというイメージだろうか。チープな言葉だと思うけれど、散財ではなく、自分を豊かにする投資として使うべきかと。自分の場合は、旅へでること = 日々の内省時間の捻出 + 写真制作 = 自分への投資 だと思っている。

大人とは、”お金に時間に強弱をつけて愉しめる子供”  である

大人とは、お金に時間に強弱をつけて愉しめる子供なのだ。 

緩急つけよう。人生を愉しもう。金夜土日旅にでかけるのだ。

 

#金夜土日旅  募集

ドメイン 金夜土日旅.jp 取得してみた

あると思うなー

 

Maeda 

撮りたくなるカメラってあると思う / kage

好きなもの

(”kage” @somewhere USAYohei Maeda Photography)

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写真を撮りたいと思わせてくれるカメラはやはり存在すると思う。

 

撮りやすさや、仕上がりの良さは勿論のこと。

持ち運びやすさや、見た目のかっこよさ。

はたまた、思い入れだったりと。。

 

このカメラが好きだから写真を撮るという事はあると思う。

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自分の撮りたくなるカメラCanon F-1 と Makina670 で、今日も元気に写真を撮ってきた。

 

*お題「カメラ」

Maeda

”たばこ”になりたい / new cigar

好きなもの 写真

(”new cigar” @Tokyo JapanYohei Maeda Photography)

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10年程前、東京でお笑い芸人を目指して奮闘していた2人の写真を撮った。

彼らの名前は”New Cigar”(≒ 新しいたばこ)。

 

たばこのように中毒性があり、かつ、好きな人だけが好きで嫌いな人にはまったく必要ない。それでいて、健康に良いわけでもない。百害あって一利無し。そんな存在。そして、今までにない新しい存在。そんな意味だったと記憶している。とても分かりやすく、かつ、思いのこもった良い名前だったからよく覚えている。

 

ずっと話を続けるボケ担当と、そのボケの一番のファンかの如く笑い続けるツッコミ担当。その二人の関係性を良く表現できた良い一枚だったと思う。(自画自賛)

Youtubeラジオというラジオのすゝめ

最近ラジオをよく聴く。とはいえ、いわゆる生のオールナイトニッポンを夜な夜なラジオの前で待ってラジオを聴く。といった、いわゆる本物のラジオ体験ではない。Youtubeラジオにハマっているのだ。

 

自分のラジオ体験はPodcastが最初だった。アメリカにいたころ、Podcastに収録されていた色んなラジオ番組を聴く事が楽しみだった。音楽を聞くように、ラジオを聞き流しながら作業をしていた。

 

それが最近はもっぱらYoutubeに変化した。Youtubeにせっせとラジオ番組をアップしてくれる方々がいるから自然とこちらに移行してきた。

 

もう一つの大きな変化といえば、ラジオ発信者のバラエティの豊かさかもしれない。昔は芸能人、お笑い芸人、文化人という有名人が発信者であるラジオだけだったが、最近はいわゆる素人の人たちの番組が面白い。視聴者数だけをやっきになって稼ごうとするYoutuberでもない。淡々と、だが、確実に、技術的にも内容的にも思考錯誤しながら変化している様がみてとれて応援したくなる。

 

中でもオススメは”マメカン”。

www.youtube.com

岐阜出身の二人MC。享年夫は音楽・漫画・絵etc.. とにかく何でも自分の手で創作する。ラジオ内の音楽・動画・編集・企画etc..をすべて手作りしている。マサキは3代続く実家の縫製工場を手伝いながら、”made in GIFU JAPAN”を掲げたPaimyというファッションブランドを立ち上げている。

 

そんな彼らが約3年程前から更新し続けているYoutubeラジオがとにかく面白いのだ。

Youtubeラジオ”マメカン”を見たくなる5つの理由

1.オープニングのクリエイティブ(動画と音楽)

2016年の11月時点でSeason13まで収録されている。1Season毎に13回のラジオで構成されているので、延べ160本強のラジオが収録されている事になる。

基本はシーズンごとにオープニング動画は替わる。が、この動画のクオリティが異常に高い。荒削りな部分はあるが、動画、音楽のバラエティの広さと、毎回検討もつかない方向から飛んでくる発想は、オープニングをみているだけでも面白い。

 

各30秒足らずなので、13個の異なるオープニングだけでもぜひ観てみほしい。異様に興味をそそられるはずだ。

個人的に好きなオープニング達

www.youtube.com

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2.学生時代の下校途中感

第133回『久しぶりの雑談 ハゲてきた話』

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「おれの好きなマサキじゃねえな。くいとめようよ。」

 

俺テンパ(天然パーマ)は禿げんと思っとったでなー。

いや、ハゲるやろ。

 

ハゲ談話。ひたすらMCの1人マサキのハゲに関する話。聞いたところで一つも人生の足しにならないこと必至。それでも享年夫が馬鹿にしたくてたまらない様子と、マサキが本気で嫌がっている様子。逆にマサキがいつも以上に生き生きしていて良い。

 

冷静に考えてほしい。こんなやりとりを世の中に垂れ流して何の意味があるのだろうか?いや、意味なんてない。それでもこれに何処か懐かしさを覚える理由は、そこらじゅうで溢れる学生時代の他愛もない学校帰りの帰り道、道草してでも帰らないで話す公園や、道端。そう、そこにカメラが設置されているような会話だからだと思う。

 

Youtubeラジオ”マメカン”はジムで走りながら聴く事が多い。ニヤけながら走る気持ち悪い自分を隠しながら聞いた事を鮮明に覚えている。

3.ネタ(映画ネタと時事ネタ)とアホさのバランス

時事ネタ

www.youtube.com

先日のアメリカ大統領選挙についても彼らは岐阜からタイムリーに発信する。

「俺犬を飼っててさ、犬が自分を人間だと思っとるんやて、で、母親が(母親の)犬を連れてくると、人間が違う犬を見てるような目で犬が犬を見とるんやて。これってトランプの現象と同じ。メディアが社会は良くなってる様な事いって自分の生活も向上した気になっとるけど、ふと自分の周りをみてみるとそうじゃない事実に気づくわけ。犬といっしょやて。」

 彼らなりの時事ネタの表現が軽快に耳に入ってくる。

映画ネタ

www.youtube.com

実際、マメカンのこの回をきっかけに映画”海よりもまだ深く”を観に行こうと思った。彼らは映画を観ることが好きで、公開中の映画に関する話をする回も多い。映画好きも、映画好きでなくても気軽に聞ける内容でオススメだ。

 

以前書いたブログ元ネタはマメカンのこの回なのだ。

yoheimaeda.hatenablog.com

アホさ

www.youtube.com

「俺バツ2なんやてね。」

「うそん!一番恋愛のアドバイス求めとったやつがバツ2なんて!」

典型的な田舎の結婚/離婚を10代20代で経験しているマサキ。包み隠したくもなるような内容もうまれたばかりの赤ちゃんばりにそのまま世の中に打ち放つ。

 

「お前は離婚クリエイターやでな。」

という容赦無い一言。

 

「離婚するんやったら、一回やらせてくれ。」

とマジで懇願した駐車場での当時の思い出話。

離婚した元妻が更にまた離婚したのを機に、久しぶりに飯を食べに行ったというディープな話を話したかと思えば、おすすめAV女優について語る話をAVソムリエと称して同じ回に入れ込むアホさよ。70歳過ぎのAV女優デビュー作について笑いあう二人。”ヤマダマサキ”の名前とAV女優達との恋愛相性度チェックをする回よ。最高じゃないか。

4.編集力

数回聴くと気づく。程よい間で話が意図的に編集してある事に気づく。キーワード毎に説明と音が小気味よく挿入されることに気づく。40分程の時間、単調に話が続くわけでもなく、程よい間隔で話が変化する。人を飽きさせない工夫というか、見る人を意識した編集への努力という名の優しさが垣間見れる。

5.撮り続ける姿勢

これは勝手な”期待”に近しい。

今しか語れないことがあり、その時しか視えないことはあると思う。”等身大さ”というと陳腐だけれど、やはりリアルに年齢を重ねながらその年齢での考え、感情を残していくことほど面白いものはないと思う。お金が絡んでくる正規の番組だと、どうしても大人の事情で数年、数十年単位で継続することは難しい。まだ序章に過ぎないと思うが、この数年の回をみていくだけでも彼らの変化が見てとれる点は興味深い。

 

そういう意味において、30歳前後の多感な時期に加えて、これから始まる40代、50代、60代、70代・・・と、引き続き撮り続けて欲しいと願って止まない。

何処からでも世界はみえる

”偉大なる勘違い”

 

マメカンの中の人がよく口にする言葉。誰しも最初は何人でもないから勘違い、根拠のない自信が何かを始める大切な燃料になる。

 

個人が発信できる環境が整いつつある昨今。自分の努力次第で何処からでも世界はみえる。創ること、発信すること、続けること。

 

彼らなりの”たばこ”になる日もそう遠くないと思う。

 

お願い:Youtubeでの番組登録を。

気になった方はYoutube上でマメカンを登録してみてほしい。 ふと暇になった際に、ふと更新されたなと気づいた際に、聴いてみる。そんな肩肘はらない存在で良いと思う。

www.youtube.com

 

Maeda