(”Japanese gothic” @Gifu Japan / Yohei Maeda Photography )
おじいちゃんとおばあちゃんの写真を撮り続けてきた。あまりに私的なものだったので、自分の作品とは別物として撮影していた。大学の頃から写真にのめり込み、その頃から帰省するたびに写真を撮ってきた。結果的に約10年間の2人の変化を撮り続けてきた事になる。
”次帰る時には、もう会えないかもしれない。”という不安感が、帰省の際の私の荷物をいつも重くさせ、「勿体無いわ。」と言われながらもシャッターを切り続けた理由だろう。
時間は流れている。この事実に気づくことで、記憶を記録として残そうとすることで、いつか必ず来るであろうその変化への恐れを紛らわしていたように思う。
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Maeda