(”persons” @Machu Picchu Peru/ Yohei Maeda Photography)
仕事柄、海外の人達とスカイプ会議をする。
その日も相手側にはシンガポール人4人+フィリピン人、 こちら側にはスイス人とギリシャ人と日本人の私でSkype MTGをした。
Last Monday?This Monday?
その会議の中で、「It(the advertisement) has been active since last Monday」と私が説明した。が、彼らはThis Monday? Not last Monday last week,right?? と猛烈にこいつ何言ってんだ的な感じで聞き返してくる。
その日は水曜日。その週の月曜日の事を意図して”Last Monday”と自分は表現した。なぜならば、Last~~は一番最新の、過ぎ去った中で直近のものを意味すると習った記憶が鮮明にあったからだ。
しかし、その場にいる誰もが、Last Monday(先週の月曜)ではなく、This Monday(今週のの月曜)ね。と私の表現が間違っているかの如く切り返してくるわけだ。。結局該当する日にちを言い直し、This Mondayだよ。と言い直すことでその場は過ぎ去った。が、とても納得いかないやり取りだった。。自分の表現は英語的に間違ってないはずと。。
Last〜〜の意味とは?
スカイプを終わり、こちら側にいたスイス人、ギリシャ人の同僚に主張するも、「Last Mondayだと先週っぽいよね。」と、彼らも私の意見には同調せず。。実際、Googleで調べてみると、私が習ったと記憶しているLast~~は過ぎ去った中での一番最新のもの という自分の認識は正しいかった。。使い方も問題ない。
確かにThis Monday だけど、それって要するにLast mondayだろーがと思いながら、もっとちゃんとした英語を理解してくれよ。なんて悶々としていた。
言語としての正しさ VS 会話としての正しさ
しかし、その後にランチをしながらスイス人の同僚が私に諭してくれた言葉に納得したのだった。
スイス人同僚曰く、
「私達スイス人はドイツ語、フランス語も使う。それは、ドイツ語はドイツ人のためだけの言語でもなく、フランス語もフランス人だけのものでもない。つまり、より曖昧な表現。曖昧な言葉は正しくても通じない事ってありますよ。だからこそ、より明確な、伝わる言葉。伝わる言語。伝わる会話が必要だと思います。」と。。
うーん。おっしゃる通り。英語はアメリカ人のものでもなければ、イギリス人のものでも既にない。。国際語たる英語、さらには、会議に参加してたみんな第二言語として利用している英語。言葉としての正しさは大事だが、会話としての正しさはもっと大切なのかもなと納得したThis Wednesdayだった。
言語がコミュニケーションツールの1つだとすれば、確かに伝わる言葉の選択は重要だよなと感じたLast Wednesday。
Maeda